DTMは年々複雑になってきている。その昔、マルチ音源といえば88PROしかなかった時代はよかった。音色の選択なんかする必要がなかったからだ。それがどうだ?昨今は、ドラム一つとっても、キックの音だけで1万とかあってもしょうがないだろ。

DTMを独習するときに最も最優先なこと、それは曲を完成させること。そして完成させ続けることだ。これは絶対だ。誰が文句言っても俺は言い返せる。言い返した後に生きる力を失うくらい根本から否定してやる。

なので、DTMを独習するときは、何かを学び終えてから取り掛かるのではなくて、とりかかりつつ足りないものを学ぶというようにしないと、曲が完成しない。

それから、DTMの教材であまり教えていないもの。それは展開についてだ。展開を教える教材がなぜ少ないか?それはDTMが始まる前から展開というのは、作曲の基礎としてあるから、DTMで教える必要なくない?ってみんなが思っているからだ。だが、展開というのは繰り返し曲を作っていないと、うまくならないのだ。1曲に何カ月もかけるやつと、毎日1曲作るやつでは、展開の作り方がうまくなるのは絶対に後者だ。展開を早く覚えるためにも、とにかく曲を完成させろ。

次にコード進行について。コードはもう今どきMIDIがたくさん落ちてるから、それでいい。それで作り続けて飽きたら、自分で改造しろ。これで十分だ。コードごときで、手間取ることほどDTMやるうえで無駄なことはない。コードなんかは、どうやっても全員一緒なんだよ。これは教会音楽というジャンルなんだからな。フューチャーなんとかとか含めて全部教会音楽なんだよ。バカめが。

コードはあまりにも同じことしかないから、どうやって差をつけようか・・ってことで、よし、リズムを変えてみようとか、音色を変えてみようとか、音をゆらしてみよう。なんつってジャンルがあるだけなんだよ。この基礎構造に気が付け。