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今コミュニティでは音楽をどうやってお金に変えられるか?みたいなトークでもりあがってる。そこそこ作れる人が集まったらレーベル作ろう!とかspotifyでリリースする方法みたいなのを共有していた。うん。もりあがっている。

水を差すようで申し訳ないが、俺はそれらをやっても、一時的な盛り上がりで終わってしまうと思った。もちろんやってみなきゃわからない。でも俺はやってきたからわかる部分もある。

世界中で同じように、音楽売るの簡単になったから、どんどん売っていこうよ!!っていってる人がいることを想像してほしい。

自分らのリリースしたものが、世界中の曲という曲にどれだけ薄められるか想像してほしい。だからやらない。というのではなくやり方を考えていかないと学園祭レベルの盛り上がりで終わるよ。と言いたいのだ。

お金を得ることは難しい。別にそれは音楽じゃなくても、ものを売ったことがある人間なら、わかるはず。ものを売るときには、売る人の理由はこれでもかというほどかき消される。そう。買う側の理由を追求しなければいけないのだ。アマチュアはそこが想像できていない。

なので、どれだけかっこいい音楽を作ろうとも、それを欲しがる人をきちんと見定めて、その人が買うまでの道筋を用意してなければいけない。

「そんなのレーベルがやってくれるでしょ。」これがアマチュアの考えかたその2だ。なにかレーベルっていうのが、母親のようになんでも、テイクケアしてくれるという幻想。いまどきレーベルだって、そのアーティストの影響力、集客力、ネットパワーがないと獲得したくないだろう。それに、セールスもだめだと一瞬で契約切られるだろう。

俺は音楽を金に変えるというのなら、最低限自分の曲を広める手段、算段、戦略はあるよね?と言いたくなる。いい曲をつくること!というのなら、過去にいい曲を書いても、売れなかった人たちのことを考えてみてほしい。作ることと売ることは別だし、今は同時に学んでいかないとだめな時代だ。

じゃ何から学べばよいか?という話だが、それは俺はここでは教えない。普段俺が金をとって教えていることだからだ。